「つまずきのある子への保育」
第2巻 重症心身障害児施設 肢体不自由児施設 (全4巻)

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形式:DVD
時間:57分
定価:13,200円(消費税込み)
2011年3月製作
【監修】瓜巣 一美 貞静学園短期大学保育学科教授
【撮影協力】社会福祉法人 全国重症心身障害児(者)を守る会「あけぼの学園」
      心身障害児総合医療療育センター「整肢療護園」

【内容】保育士になるためには様々な児童福祉施設での保育実習があります。その中で、幼稚園や保育所などの通所施設と異なり、入所施設については実習前にそのイメージがなかなか掴みにくいものです。障害のある子やつまずきのある子、家庭での養育が困難な子などが生活する施設では、子どもたちはどのような生活を送っているのでしょうか。保育士は施設ではどのような役割を果たすのでしょうか。このDVDでは、施設の全体像の理解を促しつつ、そこで働く保育士の生の姿を見ていきます。「施設」ということで抱く実習での不安や対応への心配を解消し、より多くの保育士が施設への就職につながるスキルを獲得できる一助となれば幸いです。また児童指導員を目指す方にとっても、施設の実情を知る手立てとして活用できます。

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重症心身障害児施設》(23分)
重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している重症心身障害児は、全国で約37,000人います。その2/3は自宅で生活しています。ここで紹介する施設は、そうした人たちのための通所施設で、保育士は利用者の生きがいの場として機能している施設で、レクリエーションなど心と体の安らぎを与えると同時に、医療的ケアを行う看護師と共に身体機能の維持に努めています。障害が重くともわずかな反応を捉えて意思の疎通を図る保育士。通うことが日常生活の一部としてかけがえのない場と考えている家族。その家族との交流も保育士にとって大切な役目です。DVDではそうした保育士の姿を映し出します。

《肢体不自由児施設》(34分)
運動機能の障害により生活に支障をきたす児童が入所するこの施設には、手術を伴う治療のための短期入所と、家庭での生活が困難で18歳まで入所できる長期入所、そして母と幼児のための母子入所があります。脳性麻痺など様々な原因による肢体不自由児の中には、知的障害を伴う児童もいて、医療やリハビリテーションだけではなく、生活自立訓練も行っています。保育士は、こうした暮らしの場としての環境を作る役割を担っています。DVDでは、ここで暮らす16歳の女の子の日常を通して、看護師や他の専門職と連携して、生活支援と、障害のない子どもが体験するであろう多くの機会を作っている保育士の姿を追います。

 

販売価格(税込)
¥13,200
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