「つまずきのある子への保育」
第4巻 児童養護施設 (全4巻)

形式:DVD 時間:38分 定価:13,200円(消費税込み) 2011年8月製作 |
【監修】瓜巣 一美 貞静学園短期大学保育学科教授 【撮影協力】社会福祉法人 三晃福祉会 東光虹の家 |
【内容】 保護者の何らかの理由で家庭での養育が出来ず、社会的養護を必要とする児童が入所する児童養護施設は、全国でおよそ580か所、3万人の児童が生活しています。 午前6時30分。朝のクラブ活動のため早起きし朝食をかきこむ中学2年生の男の子。その脇で弁当箱におかずを詰める高校生。眠い目をこすりながらみんなの配膳を始める小学生。ここは子どもたちが一緒に生活する大舎制の児童養護施設。それぞれの当番をこなしながら朝のあわただしい時間を過ごします。男子女子に分かれた部屋で生活する子どもは57名。サポートする職員は16名。幼児を園内保育園に送り出すと、いっぺんに静かになる施設。しかし仕事は山積み。部屋や廊下トイレの掃除、洗濯、児童の様子の日誌への記入、申し送り、体調を崩して学校を休む子への世話、臨床心理士からのカンファレンス、子どもの希望を入れた献立を考える調理会議、そうこうしているうちに低学年の児童の帰宅。学校での様子を聞き、宿題をやらせたり一緒に考えたりした後に塾へ送り出す。その間にも子どもたちのけんかを仲裁し、何がよくて何がいけないか一人一人に話して聞かせる。 父であり母であり先生であり友達である役割、そして施設職員である保育士や児童指導員は、様々な理由でここで生活する子どもたちの日常生活を通して、子どもの心と体の平安を保ち、自立への支援を行っています。
DVDでは卒園生の思いや当時の様子を語りながら、子どもを預けている母親や父親の言葉を織り交ぜ、保育士の仕事を見ていきます。
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