特別支援学校・福祉施設 見学ツアー
第2巻「障害者の施設」 (全7巻)

FI1001

形式:DVD
時間:42分
定価:15,400円(消費税込み)
2012年12月製作
【監修】橋本創一 東京学芸大学 教育実践研究支援センター教授

【内容】

○重症心身障害児・者施設 (21分)
○知的障害児施設 (21分)

社会には多くの種類の社会福祉関係の施設や学校があります。それらの施設や学校ではどのような人が利用し、どのような人が働いているのでしょうか。社会福祉を学ぼうとする人はまず、そのことを知ることから始まります。しかし、何十とあるそうした社会資源をすべて実習体験することはとても難しいことです。そこでこのDVDでは、代表的な施設や学校を映像というイメージの作りやすい素材を使ってわかりやすく解説します。どのような施設なのか、誰が利用しているのか、どのような人たちが支援しているのか、DVDでは初めて訪れた人の目線で利用者や職員に色々なことを聞きながら見学するスタイルを取ります。第2巻では、障害者の2施設を紹介します。

*島田2中央学園

 

○重症心身障害児・者の施設
重度の肢体不自由と重度の知的障害とを併せ持つ重症心身障害児・者。全国に4万人弱おり、入所している人は約12,000人。この施設には約230人が入所し生活しています。支援する専門職はなんと50職種500人ほどで、互いの協力、連携のもと、医療やリハビリテーションや生活支援を行っています。多くの利用者の移動は車いす。又言葉によるコミュニケーションも困難な事が多く、食事、排泄、そして運動や作業と生活のほとんどを介助されています。そんな中でも、子どもたちへの教育は欠かせません。特別支援学校へ通ったり、施設内の特別支援学級やベットサイドでの授業など、みんなが学べる環境が整っています。言葉が出なくても、ひとりひとりの感情はきちんと表現していて、それをくみ取る支援者(職員・専門職)との意思疎通は確実に行われており、自分らしい生活を送っています。
【撮影協力】社会福祉法人 日本心身障害児協会 島田療育センター

○知的障害児の施設
朝6時20分。各部屋を起こして回っているのは宿直明けの保育士。児童指導員とともに子どもたちの1日の生活を支援する職員です。あわただしい朝、洗面、食事、学校への送り出しがすむとまだ施設にいる学校を休んだ子と大人への対応が始まります。今の障害児施設に入所しているのは子どもだけとは限りません。18歳を過ぎても他に行き場所が見つからない人たちもいます。その人たちは地域の企業から受けた簡単な作業をします。これは一つの生活訓練。持続性と忍耐力を養います。そうこうしているうちに子どもたちが帰ってきます。再びにぎやかな時間の始まり。仲良く本を読みます。喧嘩が始まります。外に遊びに出ます。はしゃいで風呂に入ります。食事が待ち遠しくて食堂を覗く子がいます。一人絵をかく子がいます。こうした思い思いの時間を過ごす子どもたち。そんな施設の1日がここにあります。
【撮影協力】社会福祉法人 相思会 埼玉中央学園
    

販売価格(税込)
¥15,400
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