特別支援学校・福祉施設 見学ツアー
第4巻「働く場と生活の場」 (全7巻)

FI1003

形式:DVD
時間:42分
定価:15,400円(消費税込み)
2013年3月製作
【監修】橋本創一 東京学芸大学 教育実践研究支援センター教授

【内容】
○特例子会社―知的障害者― (22分)
○日中活動の場とグループホーム―精神障害者― (20分)
 

社会には多くの種類の社会福祉関係の施設や学校があります。それらの施設や学校ではどのような人が利用し、どのような人が働いているのでしょうか。社会福祉を学ぼうとする人はまず、そのことを知ることから始まります。しかし、何十とあるそうした社会資源をすべて実習体験することはとても難しいことです。そこでこのDVDでは、代表的な施設や学校を映像というイメージの作りやすい素材を使ってわかりやすく解説します。どのような施設なのか、誰が利用しているのか、どのような人たちが支援しているのか、DVDでは初めて訪れた人の目線で利用者や職員に色々なことを聞きながら見学するスタイルを取ります。第4巻では、特例子会社と精神障害者の生活と日中活動の場を紹介します。

○特例子会社―知的障害者― 
障害者の働く場としての特例子会社は日本独特の支援形態として一つの位置を占めています。平成25年5月現在で全国で378社。今回訪ねるのは9割が知的障害者である百貨店系列の会社。こだわりが強く、一つのことを集中的に行う傾向がある知的障害者の特徴が、ここでの仕事にマッチして、正確性や永続性の部分で成果を上げています。例えば、伝票の訂正印を寸分違わぬ位置にスタンプしたり、同じ形の飾りリボンを大量に作り続けたり、彼ら特有の技術力の高さが発揮されています。今までは売場で接客している社員が行っていたこうした付帯業務を特例子会社で行うことで、本業のサービス向上と売上への貢献に結びついています。また親会社の業務を棲み分けることによって、ここで働く人たちの社員としての一体感も生まれ、ひとつの戦力となっています。そんな特例子会社での1日の仕事ぶりを拝見します。
【撮影協力】株式会社三越伊勢丹ソレイユ
○日中活動の場とグループホーム―精神障害者― 
今回は精神に疾患を持ちつつ生活している人々が住むグループホームを訪ねます。ここは病院から退院したのちに、自立した生活が送れるように配慮されています。プライバシーを守りつつ仲間との連帯を保つために、各部屋の玄関を別々にしたアパートやマンションを用意し、昼間は、軽作業を行う「日中活動の場」での仕事に送り出し、夜はみんなが集まれるスペースでの夕食という形の自立型のグループホームにしています。そして支援の中心にはグループホームの世話人として精神保健福祉士を配置し、定期的な病院での診察や行政機関との連絡、個人的な様々な相談などを受けています。こうした支援には地域を巻き込むことがとても大切であり、今回はその1日の姿を追います。
 【撮影協力】社会福祉法人 巣立ち会

FI1003-1

 

販売価格(税込)
¥15,400
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