「知的障害者施設の一日」  

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形式: DVD
時間:26分
定価:13,200円(消費税込み)
2014年8月製作
【監修】 立松英子  東京福祉大学大学院社会福祉学研究科教授  
 

【撮影協力】社会福祉法人 試行会 障害者支援施設 青葉メゾン   

 

社会的な養護を必要とする人に支援を行う専門職、例えば保育士、社会福祉士、介護福祉士、ケアマネージャー、精神保健福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、保健師、看護師そして教育者など。これらの専門職になるために、養成機関では様々な社会福祉施設に出向き実習を行っています。実習先は特別養護老人ホームや児童養護施設、知的障害児施設、等いろいろあります。こうした社会の様々な所で生活している障害がある人々、その方々を理解し支援するために欠かせないのが大人の障害者施設です。そこでこのDVDでは特に多くの個別支援が必要な知的障害の方々が入居する大人の障害者施設の日常を見て障害者への理解と支援を考えます。

知的障害者施設とはどのような施設なのか、どのような方が入居しているのか、年齢は? 障害の程度は? 日常生活の様子は?、そこでの支援員はどのような支援を行っているのか、そしてどのような思いで働いているのか。保育士免許を持っている人、社会福祉士免許を持っている人、免許はないが指導員として勤務している人など、様々な支援をする人の活動を通して、知的障害者施設の一日をドキュメントします。

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横浜市青葉区にある18歳以上が入所する知的障害者施設。この施設の入所者は60名、その他に通所者として地域に住む障害者が通うデイサービスや就労の場があり、その人それぞれの状態に合わせた支援が行われています。 部屋はユニット制で5人が1ユニット、個室のほかにみんなで食事ができる共有スペースがあります。朝6時30分、支援員は入居者を起こして回ります。トイレ、洗面が終わると共有スペースでの朝食、そして出かける準備。ここは住職を分離させており、施設内の別棟の活動スペースで「運動」や「学習」をする人と、「日中活動の場」へ働きに行く人が出かける支度をします。「日中活動の場」は施設内のクリーニング工場とこの法人が経営するパン工場と直売パン屋、喫茶店またハーブ園の手入れなどがあり、地域とのつながりを重視しつつ、それぞれに合った仕事に出向きます。 この施設には60歳代の入居者もいます。しかし、ここはあくまでも通過点であり、出来るだけ地域に出て生活できるスキルを持てるように支援しています。そのあらわれがグループホーム。ある程度自立した生活が送れる人は施設からグループホームに移っていきます。自律性を尊重した支援体制を組んでいるグループホームは、自立生活を望む人々にとって安心できる生活の場になっています。

支援員になるために資格は必要ありませんが、実習で訪れた保育士養成機関の人が支援員になるケースが多いと言います。社会的養護を必要とする人に、子どもも大人もありません。ここでは、安心で安定した生活を送れるように支援員は24時間体制で支援しています。そんな施設の一日を追いかけ、支援の在り方を見ていきます。

販売価格(税込)
¥13,200
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