病後児保育

近年の子どもを巡る環境には多くの変化が起きています。すでに定着した核家族化、少子化、晩婚化、社会の要請にもよる働く女性の増加等、その変化は次第に深刻度を増しています。しかしながら制度において人の意識においても満足できる状況にはなっていません。そしてその中で一番に負の部分を被るのは弱い立場の人間、子どもです。
特に病気の子どもを預かる「病児保育」と「病後児保育」は、子育て支援の喫緊の課題となっていますが、その実態はあまり知られてはいません。
そこで、ここでは、こども園の病後児保育室の1日を追いながら病後児保育での支援のポイントを描きます。