相談援助 ~様々なニーズの解決のためのアプローチ~
 第3巻 問題解決アプローチ

LA1010

形式: DVD
時間:30分(ドラマ部分16分)
定価:33,000円(消費税込み)
2023年4月製作
【監修】 松山 真  立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科教授
            

問題解決アプローチは、1950年代にヘレン・パールマンによって提唱されたソーシャルワークの理論です。
人間は本来、問題解決能力を持っているが、知識を欠いていたり、適切な資源を持っていなかったり、能力を阻害されているなどにより問題解決プロセスが妨げられています。そこで、その障害を取り除けばよい結果が得られると考えられ、その方法として、直面している大きな問題を断片化し、小分けされた困難・問題に対しての継続的克服という、ささやかな成功体験を着実に積み重ねていくことで、問題解決能力の強化を徐々に図っていきます。そうすることで目の前の小さな問題と全体の問題の関係性をも的確に捉えられるようになります。

【事例設定】
義父は脳梗塞を患い軽い後遺症があり要介護1である。ほぼ自分で出来るが、クライエントの菅原さん(35歳)に甘え、事あるごとに何でも頼んで来るため精神的に負担となっている。義母は一切手を貸さず自分からやるともいわない。夫に義父を何とかして欲しいと言っても味方になってくれず、土日も会社の接待などで出掛けていて、義父のことや子どものことを手伝ってくれない。パートなど仕事をしてストレスを発散したいがそれも許されない。介護サービスを利用したいと言うもやはり夫から拒否される。家に居ると用事を頼まれるので、なるべく家に居ないようにしたいと思い子を置いて外出する事が多い。しかし、行くところもなく、また、子どものことも気になり罪悪感も持ってしまって落ち着かない。そして精神的に疲れてしまい、精神科を受診して薬をもらっているがあまりよくならない。精神科に通っていることも恥ずかしいと思い苦しい。

定価(税込)
¥33,000
販売価格(税込)
¥33,000
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