合理的配慮(全2巻) 第1巻 合理的配慮とは
~知的障害・発達障害のある人への自立のためのコミュニケーション支援~
第1巻 形式: DVD 時間:32分 定価:16,500円(消費税込み) 2016年10月製作 |
【監修】 坂爪 一幸 早稲田大学教育・総合科学学術院教授 湯汲 英史 早稲田大学教育学部非常勤講師/公益社団法人 発達協会 常務理事 【制作協力】公益社団法人 発達協会 【推薦人】橋本創一 東京学芸大学教育実践研究支援センター教授 |
発達障害や知的障害の人が自立した生活を送るための支援にとって必要なのが「合理的配慮」です。「合理的配慮」とは平成28年4月に施行された「障害者差別解消法」に明記されている障害者の人権に関わる配慮で、障害のある人々に対してその障害特性を認めて、合理的な配慮をすることの義務を法律で定めたものです。世界的には障害者への差別禁止や障害者の尊厳と権利を保障することを義務づけた「国際人権法」に基づくもので、2006年に国連で採択され、日本も批准した「障害者の権利に関する条約」でも明記されています。具体的には合理的配慮に必要な環境の整備、人の確保、そして個別指導の配慮を行うということであり、このDVDでは、第1巻では概念的な理解を促すために講座形式で合理的配慮を考えます。3人の講師がそれぞれのテーマについて講座を開きます。第2巻では、実際の子どもたちへの合理的な配慮の個別指導を17のケースで紹介します。
【内容】 *3つの講座です
(1)合理的配慮の概略について(5分) 講師:小倉尚子 公益社団法人発達協会・ 言語聴覚士
・障害者差別解消法 ・合理的配慮の具体例(物理的環境の配慮/意思疎通の配慮/柔軟なルール) ・慣行変更の配慮 ・合理的配慮に関する考え方
(2)合理的配慮に必要な障害の知識(7分) 講師:石﨑朝世 王子クリニック院長・小児科医
・知的障害の重症度(概念的な領域/社会的な領域/実用的な領域) ・自閉症スペクトラム障害(ASD)(対人関係・社会性の問題/コミュニケーションの問題/想像力の問題) ・感覚の過敏さ・鈍さ ・配慮で大切にしたいこと
(3)神経心理学から理解する発達障害(20分) 講師:坂爪一幸 早稲田大学教育・総合科学学術院教授
・高次脳機能と発達障害 ・高次脳機能とその働き ・高次脳機能 注意(注意の容量性/注意の持続性/注意の方向性/注意の配分性) ・高次脳機能 言語(話す/聞いて理解する) ・高次脳機能 言語(理解) ・高次脳機能 感情(感情の平板化/感情の易変化) ・高次脳機能 実行機能
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