合理的配慮(全2巻) 第2巻 合理的配慮の実際
~知的障害・発達障害のある人への自立のためのコミュニケーション支援~
第2巻 形式: DVD 時間:34分 定価:19,800円(消費税込み) 2016年10月製作 |
【監修】 坂爪 一幸 早稲田大学教育・総合科学学術院教授 湯汲 英史 早稲田大学教育学部非常勤講師/公益社団法人 発達協会 常務理事 【制作協力】公益社団法人 発達協会 【推薦人】橋本創一 東京学芸大学教育実践研究支援センター教授 |
発達障害や知的障害の人が自立した生活を送るための支援にとって必要なのが「合理的配慮」です。「合理的配慮」とは平成28年4月に施行された「障害者差別解消法」に明記されている障害者の人権に関わる配慮で、障害のある人々に対してその障害特性を認めて、合理的な配慮をすることの義務を法律で定めたものです。世界的には障害者への差別禁止や障害者の尊厳と権利を保障することを義務づけた「国際人権法」に基づくもので、2006年に国連で採択され、日本も批准した「障害者の権利に関する条約」でも明記されています。具体的には合理的配慮に必要な環境の整備、人の確保、そして個別指導の配慮を行うということであり、このDVDでは、第1巻では概念的な理解を促すために講座形式で合理的配慮を考えます。3人の講師がそれぞれのテーマについて講座を開きます。第2巻では、実際の子どもたちへの合理的な配慮の個別指導を17のケースで紹介します。
【内容】 *実際の子どもたちへの合理的配慮の方法をテーマごとに提示
〇話しかけるときのポイント
(1)威圧したり感情的に話さない (2)ゆっくりと話す (3)心がけたい一文一意 (4)分かりづらい二重否定文
(5)沈黙は「理解できていない」と考える (6)視空間ワーキングメモリの活用
〇表現力を促すために
(7)「やっていい?」と「できました」 (8)教えたい「質問」のことば(9)これがいい
〇答えを聞くとき
(10)答えをせかさない (11)答えやすい質問をする (12)理由が言えない (13)類推や仮定文の問題
〇仲間とのコミュニケーション
(14)通訳的役割と促進 (15)好きなことをテーマに話す 【環境への配慮】 (16)関わるときは落ち着いた環境で
(17)生活を「見える化」
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